PDFのページを回転させる方法
横に倒れたページは、ほとんどの場合スキャンが原因です。用紙を横向きに給紙したか、斜めに撮った写真をソフトがそのまま受け取ったかのどちらかです。首を傾けても直りません。ページを回せば直ります。
回転はページの属性です
PDFのページはどれも/Rotateという値を持っていて、取りうる値は0度・90度・180度・270度の四つだけです。ビューアーはこの値を読み、その向きでページを描きます。
ここははっきり書いておく価値があります。ページを回転しても、中身は描き直されません。 テキストも図形も画像もページの中の同じ位置にあり続け、変わるのは「どちらを上にして表示するか」だけです。ですからファイルは大きくならず、画質も落ちません。画素を計算し直す画像の回転とは、ここが違います。
値が四つしかないので、回転は常に90度単位です。「3度だけ傾きを直す」はページ属性には存在しません。それはページではなく中身に対する、別の作業になります。
表示を回すことと、文書を回すことは違います
たいていのPDFビューアーにはツールバーに回転ボタンがあります。あれは今見ている表示を回すだけで、ファイルを閉じて開き直せばページはまた倒れています。
変更を残すには、回転を文書側に書き込み、ファイルを保存し直す必要があります。ビューアーの表示設定と編集の違いはここにあります。
一部のページだけが間違っているとき
混在したスキャンでは、90度のページと270度のページが混ざっていることがよくあります。1枚ずつ直すのは手間ですが、同じ向きのページをまとめて選んで一度に回せば1回の操作です。選択の仕組みはページをまとめて編集するで説明しています。
回転は常に、そのページの現在の向きを基準に適用されます。すでに90度のページをもう一度右に回すと180度になります。右に2回と左に2回は打ち消し合います。
Organize PDFでの手順
- PDFを開きます。
- 直したいページを選びます。1ページでも、複数でも、全部でもかまいません。
- 左に回転または右に回転を押します。
- PDFを保存。
向きを間違えても、取り消しは1回で済みます。5ページをまとめて回したのは1回の操作なので、1回の取り消しで5ページとも戻ります。順序も乱れているページは同じ作業の中で移動できます。PDFのページ順序を入れ替える方法をご覧ください。
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