PDFのページ順序を入れ替える方法
PDFのページ順序は、そのPDFを作ったものの順序です。紙をスキャンすれば給紙した順に、ファイルを結合すれば追加した順に、書き出せば元の文書がたまたま並んでいた順になります。どれも、読む人にとって正しい順序であるとは限りません。
並べ替えはそれを直す作業で、見た目ほど大きな操作ではありません。
順序は構造であって、中身ではありません
PDFではページ一つひとつが独立したオブジェクトで、文書はそれとは別に「ページツリー」という一覧を持ち、どの順に並ぶかはそこに書かれています。ページを移動すると、書き換わるのはこの一覧だけで、ページそのものには手が加わりません。
この違いは結果にはっきり出ます。テキストは選択できるテキストのまま、ベクター図形はベクターのまま、埋め込みフォントは埋め込まれたまま、ページサイズも回転角度も変わりません。再エンコードが起きないので画質は落ちず、ファイルも大きくなりません。
並べ替えのためにページを画像化する必要はありませんし、するべきでもありません。画像になったページは検索にかからなくなり、選択できるテキストを失い、たいていファイルも重くなります。
ページの行き先を指定する三つの方法
ドラッグする。 ページと行き先が同時に画面に見えているなら、これが一番速い方法です。ページをつかみ、着地位置を示す線のところで離します。
行き先を指定する。 80ページの文書で67ページ目を3番目へドラッグしようとすると、「離す・スクロールする・つかみ直す」の繰り返しになります。行き先を指定してしまえば——先頭へ、末尾へ、指定したページの前か後ろへ——五手が一手になります。
まとめて移動する。 文書のあちこちに散らばった三ページを一緒に選び、一つのブロックとして移動できます。三回ドラッグするより速く、三ページ同士の順序も崩れません。
よくある例:逆順で出てきたスキャン
最後の紙から給紙するスキャナーもあり、その場合PDFは全ページが逆順になります。1ページずつ直せば、20ページの文書では20回の操作です。全ページを選択して並びを反転すれば1回で済みます。
出来上がるもの
並べ替えの結果は新しいPDFです。ページは同じページのまま、あなたが置いた順に並び、文書自身のメタデータも引き継がれます。開いたファイルは変更されません。作業はコピーに対して行われ、結果は自分で保存します。
横に倒れているページがある場合、それは別の属性で、直し方も別です。PDFのページを回転させる方法をご覧ください。長い文書を手早く整えたいときは、ページをまとめて編集するで複数選択を説明しています。
Organize PDFでの手順
- PDFを開きます。処理はブラウザー内で行われ、アップロードされません。
- ページをドラッグするか、選択して移動先を指定で行き先を指定します。
- PDFを保存で新しいファイルがダウンロードされます。